<適応症状>

2000年の人間の経験が刻み込まれた東洋医学はり灸は、あなたの悩みを既に歴史の中で解決しています。 辛い症状に「はり灸」を試してみませんか?腰痛や肩こりだけではなく、免疫系・自律神経に起因する様な症状に最も効果があります。心の不調にも対応できます。

はり灸治療は、頸・肩・腰・膝などの整形外科で診ていただくような症状以外にも、自律神経系の疾患や免疫力低下、アレルギー症状など様々な分野に対して効果を発揮します。もちろん、健康増進や美容にも効果があります。以下に適応症状の一例を記載いたします。

 

慢性的な心と体の疲れ

体が重だるい、疲れやすい、元気が出ない、やる気がわかない、集中できない。病院に行っても「異状なし」といわれる。病名はつかなくとも体や心につらい症状を抱えている、このような状態を東洋医学では「未病」といいます。


そして、「未病治(未病を治す)」ことが、2,000年の風雪に耐え、経験を積み重ねてきた鍼灸(はりきゅう)の真髄です。


人間の持つ自然治癒力を高めることで、つらい症状を解消し、さらに抵抗力や免疫力を高めて行きます。自律神経の乱れを正し、血行不良を改善し、内臓の疲れを取り除くことで、不定愁訴と呼ばれる慢性的なつらい症状を取り除きます。

また、不眠、精神的不安感など心のバランスの改善を図ります。

冷え性など不定愁訴に悩んでいませんか?

「慢性的な手足の冷え等が続いている」


「病院では異常無と言われるが、自分自身では辛く感じている」

「疲労感/体調不良/不定愁訴/内臓の不調などの自覚症状がある」

こうした、さまざまな症状に鍼灸(はりきゅう)は効果が期待できます。
最初のうちは週に2~3回、辛さが和らいできたら週に1回程度といった具合に鍼灸(はりきゅう)治療を継続してゆくことが大切です。

最初のうちは週に2~3回、辛さが和らいできたら週に1回程度といった具合に鍼灸(はりきゅう)治療を継続してゆくことが大切です。

 

女性ホルモン分泌や自律神経の乱れに

全身調整によりホルモン分泌や自律神経を正常化するための施術を行います。美しさを内面から整え、更にはデトックス効果を高めます。

女性らしい柔らかな健全な身体をつくりあげ、次にお客様のご要望に従い身体各所への経穴(ツボ)への鍼(はり)を行い、トータルで美容効果を高める施術を行います。

・キメの細やかな素肌が欲しい

・バストへハリを与え、ふっくらと持ちあげたい

・しなやかなウエストラインが欲しい

・ヒップの垂れ下がりを改善したい

 

生理不順や生理痛、更年期の症状緩和

鍼(はり)による女性特有のお悩みを解消します。生理不順や更年期の諸症状緩和は東洋医学が最も得意とする分野です。

「悩んでいた生理痛が緩和した」、「施術の次の日に生理がやってきた」、「ずっと悩んでいた不定愁訴が楽になった、もっと早く鍼施術を試してみればよかった。」など、嬉しい声が届いています。

自然治癒力を高めることで、循環改善や免疫機能向上を図り、未病の状態から病への移行を阻止し、健康な心身へ導いて行きます。

経絡上に生じる圧痛・硬結・陥凹等異常を鍼灸師ならではの目で見極め、いわゆるツボ(経穴)を中心とした施術を行います。

 

美容全般の悩み (経穴・経絡オイルマッサージ

東洋医学でいう経穴(ツボ)と全身の経穴を繋ぐ経絡という気の通り道へのマッサージを行います。

気・血・水の滞りを解消する経絡マッサージとオイルマッサージを融合させた施術で全身のオイルマッサージにより経穴(ツボ)や経絡(気の通り道)へアプローチします。

美容全般・婦人科系に特化した施術となります。改善し、美容や健康、お肌の改善を通し、女性本来の美しさを取り戻します。

女性ホルモン分泌の活性化自律神経調整により生理痛等婦人科系諸症状緩和などにも効果が期待できます。

また、キメや張りなどお肌のコンディションが整いしなやかでメリハリあるボディラインやふっくらした胸など、体の芯から女性らしさを導きだします。

事前にお悩みをお聞かせいただくことで、ひとりひとりの体調や体質に沿った施術を行います。鍼(はり)に抵抗のある方はこちらこコースをご選択ください。

 

タントリックヒーリング

生理不順や生理痛の緩和、女性ホルモン活性化、更年期の潤い美容液、美肌・美容・ダイエット効果など嬉しいことがいっぱいのセラピーです。

下腹部(おへその下・子宮の位置)へ手をかざして女性が本来持っている自然の力を活性化していきます。

タントリックヒーリングのタントリックとは子宮を意味し、東洋医学ではその場所を臍下丹田と呼び至福体験を導き出します。

  • 女性ホルモンの潤滑な流れと分泌量が増すことによる美肌効果など女性としての魅力アップが期待できます
  • ホルモンバランスが整うことで鬱、不定愁訴などの更年期障害の緩和をはかります
  • 月経血がサラサラになり生理痛などの婦人科系の病が軽くなることが期待できます
  • 子宮回りの括約筋、平滑筋などの筋肉が活発に動き出すことでダイエット効果も高まり女性らしい体を維持します
  • 不感症を改善し体感できるようになりパートナーとの愛情関係が深まります

 

不眠 不安感 恐怖感 神経症 強迫性障害

精神的な不調は、たとえ家族であってもなかなか理解してもらえない、気づいてもらえない疾患です。腕を骨折したならば、運動制限はもちろんのこと、日常生活の中でそれなりの対処をしつつ、治していくと思います。


しなしながら、神経症や不安障害、強迫性障害、またはそれに随伴して起こる不眠などは、ひとりで思い悩み、つらさに耐え続けなければならい性質の疾患です。


西洋医学では主にセロトニン再取り込み阻害薬等の薬物療法で対処します。これに対し東洋医学では、数千年間人類が悩み、経験を重ね、そこから得た経絡や経穴(ツボ)にアプローチして症状を解消していきます。

 

慢性の下痢や便秘

<下痢>
過敏性腸症候群、潰瘍性大腸炎などで長年苦しんで、薬でもなかなか完治しない場合にも、鍼灸(はりきゅう)による効果が期待できます。
これらの症状は、副交感神経が異常に興奮し、さらに消化管の感受性が高い場合に起こります。副交感神経は”排出”の機能を司り、しかも消化管の働きを活発にさせます。慢性の下痢では、常に正常値より高く、異常に副交感神経が興奮した状態が続いています。さらに神経が繋がっている大腸などの消化管も過敏になっているために下痢が続いてしまいます。
鍼灸(はりきゅう)は副交感神経と大腸の両面から、この”異常”な興奮を鎮静させ、症状を改善させてゆきます。

<便秘>
上記とは反対に、交感神経が働きすぎている場合に起こります。交感神経は狩りで獲物をとらえる際や、敵に襲われた時に逃避反応を起こす神経です。
例えが原始時代的ですが、同じ動物として現代の人間にもあてはなります。戦う場合や逃げる場合に排便の反を起こすわけにはいきません。つまり、交感神経が興奮し続けた状態が続くことで、消化管の働きが抑制され便秘が起こります。
鍼灸(はりきゅう)により、交感神経の働きすぎを緩和し、さらに大腸に刺激を与え便秘を解消します。

 

腰痛

一口に腰痛といっても、その原因には様々なタイプがあります。

■筋肉や筋膜に原因がある腰痛

腰痛の場合、他の部位と比べて筋肉との関わりがとても深く、全腰痛患者の8割が「筋・筋膜由来」とされています。正に体を支える要である腰部は、さまざまな筋肉により構成されています。それらの筋肉は体の中心として背骨を支え、腰・背中・腹・股関節の筋肉が体を曲げたり伸ばしたり、回旋させたり、側屈させたりと様々な動きを行います。 
腰の痛みの原因が筋肉にある場合には、腰や背中、腹、股関節、大腿部などの筋肉や筋膜から、どの筋肉に問題があるかを探し出し、的確な治療を行う事が必要です。また、マッサージと異なり、深部の筋肉にもピンポイントで治療することが出来るのも”はり灸治療”の特徴です。

■神経性の腰痛

腰の痛みは坐骨神経痛や梨状筋症候群、腰部椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症など、腰背部の神経絞締が原因の場合もあります。骨変形の場合など、外科手術が必要な場合もありますが、それ以外の場合には神経を絞めつけている筋肉をはり灸で緩めることにより痛みを楽にすることができます。もちろん、整形外科にてレントゲン検査などが必要と思われる場合には、その旨アドバイスいたします。
また、整形外科にて坐骨神経痛と診断され、局所注射などを行ったが症状の改善が見られないこともあります。その場合にも、小殿筋や梨状筋という筋肉の特定個所に”はり治療”を行うことで改善する場合が多く見られます。

 

■関節性の腰痛

椎間関節性腰痛、腰椎椎間板症など、関節に原因があり整形外科にてけん引や温熱療法を長期間受けている方でも、”はり灸”にて関節周囲を緩めることで相乗効果が生まれ、改善の度合いが高まる場合があります。

■骨に原因がある腰痛

変形性腰椎症や変形性股関節症、骨粗鬆症による圧迫骨折などが原因で、動作開始時痛や圧迫痛がある場合があります。圧迫骨折と思われる場合には、医療機関を紹介することとなりますが、腰椎症や股関節症などに対しては、変形した骨盤周囲の筋肉の緊張を和らげ、痛みを緩和するような”はり灸治療”を行います。


■精神的な原因による腰痛

意外と思われる方も多いかもしれませんが、ストレスなど精神的な緊張が、腰痛に関与している場合も多く見られます。原因なく突然発症した腰痛、病院で長期間治療してもなかなか良くならない腰痛などで、ストレスが起因しているようなこともあります。 
東洋医学は個別の症状や局所だけではなく、心の問題も含めた全身を見て治療方針を立てます。現代医学で見落とされがちな腰痛の原因も救い上げ改善に導きます。


■その他の原因による腰痛

悪性腫瘍、子宮内膜症、腎盂腎炎、尿路結石などが原因の腰痛に対しては、”はり灸治療”の適用外となります。”安静時痛”が見られる場合には、迷わず医療機関を受診してください!!

 

しわ・たるみ・しみ・くすみ

「美容/美顔」のツボは、顔に集中しています

鍼によって、ツボを刺激し、顔のリンパの流れ・血流を盛んにさせます。年齢とともに、活動をしなくなってきた、リンパの流れ・筋肉を再び動かすことによって顔を若返らせます。顔には、肌のハリに大切なコラーゲンの分泌を促すツボもあるので、リフティング効果も期待できます。
しかし、今まで活動していなかったもの動かすわけですから、効果が実感できるまで、4・5回の施術は必要になります。
また、美容鍼の効果をより確かなものにするため、整腸作用の治療や全身の血行促進、肩こり解消もおこないます。
この施術は「美容の大敵」、吹き出物やホルモンのバランスを正常に戻します


■しわ

顔に潤い、弾力を持たせます


■たるみ

表情筋を引締め、リフトアップさせます


■しみ/くすみ

顔色を明るくします

顔は加齢と共にたるみ、各部が下がってきます。フェイスラインのたるみ(首との境がなくなる)、目尻や口角のたるみ、額のシワ、眼瞼下垂、目下のたるみ,頬の張り張りの低下、ホウレイ線の目立ちなどです。これにより実年齢よりも老けて見えます。

このような状態を「はり治療」と「マッサージ」により改善します。表情筋の引き締め、顔面神経、知覚神経の働きが円滑になるように調整します。リフトアップや顎の引き締め、小顔などの効果が期待でき、ハリのある豊かな表情に改善していきます。

皮膚の緊張と弛緩を同時に与え、血行改善を図り、リンパの滞りを解消させます。顔の皮膚から老廃物が洗い流され、新鮮な酸素が十分に供給され、さらに栄養が行き渡ることで、艶のある生き生きとした肌に生まれ変わります。また、皮膚細胞の活性化することで、持続的に肌状態が改善されます。皮膚にとって必要な「コラーゲン」も、継続的な治療により徐々に増えていきます。

当然のことながら、顔だけではなく体全体が健康であれば、より若々しい、みずみずしい表情に変化していきます。美容鍼(はり)といっても、たんに顔だけの治療は致しません。全身の健康状態を診断し、心と体全体のバランスを調整するための治療を同時に行います。

治療初期はる良い状態を持続させるため、週1~2回のペースで12回を1クールとして施術を受けて頂きますと、より一層効果が蓄積されます。最低でも週1回の治療をお勧めいたします。
老若問わず、20歳を過ぎれば老化は毎日進んでいます。メンテナンスとして、また老化予防としても、月に1~2回は継続ください。年齢と個人の体質、その時の状態により個人差はございます。

※リスクについて
顔面部は血管が豊富で肌の表層部にまで網の目状に行き渡っています。そのため、鍼を刺すことに内出血が起きやすい場合もあります。内出血を起こしやすい箇所は極力避け、できにくいように対処も致しておりますが、そのような事があることもご了承下さい。また、万が一内出血ができても、個人差はございますが2週間程で消えていきます。

美容鍼は整形手術よりも低コストで痛みも殆どなく、内出血の可能性を除けば副作用はありません。もちろん、傷跡の心配もありません。
何より重要なのは、自己治癒力により、自然に皮膚がリフトアップされ、表情が若返り、さらに身体全体の体調を改善させ、若返りに繋がることです。

 

アレルギー・アトピー性皮膚炎

「はり灸」による体質改善により症状を緩和させることが可能です。

アトピー、ジンマシン、花粉症、ぜん息などのアレルギー症状を改善していきます。これらの症状は、副交感神経が異常興奮し、その状態が慢性化して起こるケースがほとんどです。副交感神経の働きを亢進しすぎているぶんのみ抑制し、交感神経とのバランスが適切になるように施術いたします。


他のアレルギー症状も含め、アトピー性皮膚炎は病気というよりも、その人の体質に起因しています。体質改善を図り(ステロイドによる強制的な消炎作用ではなく)、皮膚の症状を緩和し、痒みを和らげて行きます。

ステロイド剤により対処療法的に症状を和らげ続けても、根本的な解決にはなりません。それどころか、ステロイドによる下記のような副作用が懸念されます。
免疫力低下/ 糖尿病/ 白内障/ 緑内障/ 胃潰瘍/ 十二指腸潰瘍/ 高血圧/ 中心性肥満・満月様顔貌(Cushing症候群)/ 多毛/ 皮膚線条/ 骨折(骨粗鬆症)/ ホルモンバランスの崩れ(月経異常等)/ ステロイド性皮膚炎(皮膚の硬化)/ 酒さ様皮膚炎(赤ら顔)/ 紫斑/ 筋力低下/ 不眠/ 精神障害

 


自分ひとりだけの悩み、苦しみではなく、これらの症状は人類の歴史と共に常にあったものなのです。そして、長い歴史の中での経験を通して対処を重ねてきました。東洋医学により、絡んだ心と体の糸をひとつひとつ解すように改善していきます。